＊＊ Australia の動植物 ＊＊

38. オーストラリア・オットセイ (Australian Fur Seal)

オーストラリア��ぢオットセイは世界のオットセイの中でも4番目に珍しいオットセイで、19世紀の乱獲で��ぢ一時絶滅寸前まで行きたが��ぢ現在は捕獲が禁止されて��ぢ徐々にその数が増え初めてい る。

今回撮ってきた写真は、タスマニアのブルーニー島 （Bruny Island) で撮ってきたものだ。そこには アザラシは何百頭も居るし、船のすぐ近くでも泳いで戯れている。岸には大きな波が打ちつけるが��ぢアザラシはそんなもの何するものぞと飛び込んでいたり��ぢ又あるものは丘でゆったりあくびをしながら寝そべっていたりしている 。

これらのオットセイはオーストラリア本土の南海岸から��ぢタスマニアの北海岸に掛けて 10 月から 1 月にかけて子作りのため生息し、子作りが終わったら分散し、タスマニアの南の方で多く見かけるようにな る。

メスのオットセイはオスより一回り小さく、大きな頭��ぢ太い首と胸を持っているが��ぢ見分けは結構難しいそうだ。大人のメスは体長 125cm〜170cm、体重 50〜120kg で、多少痩せて、銀灰色の背中で、クリームのような黄色い喉で��ぢチョコレート色したお腹を持っている。生まれたての子供は黒い背中で灰色をしたお腹で、生後 3 ヶ月して抜け代わる。

（泳ぎ回っているオットセイと��ぢ海に飛び込む寸前のオットセイ）

大人のオスは体長 200〜220cm、体重 220kg〜360kg で、普通濃い灰色か茶色で、首や肩には粗いたてがみのような毛を持っている。子供のオットセイはオスメス共に灰褐色の背中で��ぢ黄色っぽいお腹をしている。表面はふわふわした下毛と��ぢ長くごわごわした毛で覆われて��ぢ毎年抜け変わ る。

彼らは主に魚��ぢイカ��ぢたこ等を食べて生きている。メスは一回に一頭の子供を産み、濃く��ぢ栄養豊富な乳で育てる。彼らは11月から12月にかけて産まれ、10〜11ヶ月で自立して行 く。メスは初めて出産したら��ぢそこが殆ど彼女の終生の場所になるが、子離れ時にほんの少しの間子供を連れて��ぢその場所を離れる事もあるようだ。